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眼内の病気/色覚異常
Q 私の”色覚異常”が息子に遺伝しますか?
A X染色体劣性遺伝という遺伝形式です。父が病気の場合、 母が病気または保因者の場合に男の子に病気がでます。
Q ”色覚異常”という言葉はどうも差別的の様な気がしますが
A 私もそう思います。
Q ”色覚異常”は、眼科の医学的見地から病気ではないのでしょうか? (あまり眼科医がこのことの研究に熱心ではないようですが)
A 遺伝疾患です。症状には日常生活に問題がないものから支障があるものもあります。 研究は熱心に行われていますが、一般の臨床医の中にはあまり熱心ではない方もおられるかもしれません。
Q 精神的な意味での救済の手段はありますか?(難しいでしょうね)
A 色盲に対する誤解をなくすことです。
Q 子供に対し、今後どのように説明すればよいでしょうか? 同時に、他の子への対処(まだ検査の段階にきていませんが さらに、未来の子孫への対処。(だんだん落ち込んできました)
A 中程度までの色盲は検査で初めてわかる程度で、日常の生活では全く 他のものと異なることはありません。 たとえ強度の色盲で色を間違ったとしても 何のハンディにもなりません。将来の職業で一部の特殊なものだけを さけていただければよいのです。才能があれば美術でも大丈夫です。 人間は血統がすべてではないのです。自信を持ってください。
Q ”治療”の可能性。
A 治療法はありません。
Q 書籍等参考になる資料等をご存じでしたらお教えください。
A 色覚異常(色盲に対する誤解をなくすために) 改訂第2版 深見嘉一郎 著 
 金原出版 ¥2060 是非読んでみてください。
Q 娘4歳が、白熱灯下で目線(前方水平)より上の部分が緑色に見えると訴えており、 目線より下の部分、或いは蛍光灯下では何ら症状を自覚しない様子です。 (正常な色覚を確認できます。)
A 何らかの疾患があるかどうかはお手紙の内容からは判断できません。 ただ、色盲があればどんなところでも(目線より下の部分、 或いは蛍光灯下)正常な色覚を確認出来ませんので 心配ないように思えますが、一度眼科の診察を受けられたらいかがでしょうか。
 

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