小森眼科クリニック／FAQ／眼内の病気／中心性網膜炎

鳥取県境港市元町1803-7
TEL(0859)44-5465

よくあるご質問一覧に戻る

	中心性網膜炎とのことですが現在薬によって治療しておりますが病名も初めて聞く名前ですし何卒分かりやすくご指導のお願いいたします。
	中心性網膜炎centralserousretinopathy 一見健康な30歳から50歳の中年男子に好発する病気です。黄斑部という眼底の真ん中に円形ないし長円形の境界鮮明な隆起が起こります。限局性に黄斑部のごく軽い網膜剥離が起こり、螢光眼底造影という写真を撮ると、剥離網膜部のどこかに1個または数個の穴が見つかります。網膜色素上皮という膜の透過性異常によるものです。自覚症状は剥離網膜の形に相当する中心部の軽度の視力低下として現われます。　中心性網膜炎は，通常3～6カ月後には自然治癒します。しかし，いったん発症すると再発する傾向があります。早期には光凝固というレーザー治療が行われることがあります。薬物療法としてビタミンBlの投与や血管拡張剤、ヨード剤などの投与が行われます。ストレスが本症の発症や悪化の誘因になりがちであり，精神的緊張をなるべく除き，過労を避けることが有効です。
	中心性網膜症について１）視力はこの先も落ち続けていくのでしょうか？２）ほかに、本当に治療法はないのでしょうか？３）日常の生活で注意することはありますか？（食事や生活態度等）
	１）長期にわたり治癒しなければ可能性はあります。２）黄斑部に近いものは薬物療法のみです。３）上記の通りです。
	３ヶ月前くらいから気づいたのですが右目だけで見ると物が，縦長に見えます。目の中心にきらきらと光る物が見えます。
	お手紙からすると、右眼の中心製網膜症の再発がもっともうたがわしくおもいます。その他、緑内障、網膜剥離、眼底出血などの網膜に浮腫を起こす疾患が疑われますので眼科を受診された方がよいでしょう。
	何年も前から症状は左目だけで以下のとおりです。 1.まばたきした瞬間に目の中央に透明の丸が一瞬出現します。 2.通常はその丸に相当する部分が少しゆがんで見えるます。（丸は見えません。） 3.左目が右目に比較して，眩しいものを見た後のように感度が低く少し暗く見えます。 4.現在の視力は裸眼で右０．７で左０．５です。 5.眼病歴はありませんが，左白目の毛細血管が切れて目が真っ赤になったことがあります。 6.左目だけで見ると細かい文字が見にくいです。 7.左目は７年以上前からゴミのようなものが飛んでみえます。大きさは変化ありません。 8.仕事は技術者で日ＶＤＴ作業が主です。何時間も続けているとめまいがするときがあります。 9.お酒は良く飲みます。 10.痛み等はありません。
	中心性網膜炎の疑いがあります。　一見健康な30歳から50歳の中年男子に好発する病気です。黄斑部という眼底の真ん中に円形ないし長円形の境界鮮明な隆起が起こります。　限局性に黄斑部のごく軽い網膜剥離が起こり、螢光眼底造影という写真を撮ると、剥離網膜部のどこかに1個または数個の穴が見つかります。網膜色素上皮という膜の透過性異常によるものです。自覚症状は剥離網膜の形に相当する中心部の軽度の視力低下として現われます。　中心性網膜炎は，通常3～6カ月後には自然治癒します。しかし，いったん発症すると再発する傾向があります。一度眼科で精密検査を受けて下さい。
	今年の春頃から　右目の真ん中あたりがぼけた感じになり一度眼科で　診て貰ったのですが　そのときは一ヶ月ぐらいで良くなりました。そのあと６月ぐらいに　またぼけるようになり眼科に通ったのですが前に　手術でも直ると　聞いたのですが出来れば　詳しくお伺いしたいのですが？今回は２週間ぐらい薬をのんで　そのあと２．３ヶ月放りぱなしです。
	見つかった穴をアルゴンレーザーを使ってふさぐ方法がありますが、症例によりますので可能かどうかは主治医でなければ解りません。　いずれにしろ神経の疾患ですから長期に異常が続くと後遺症が残る可能性がありますので早く通院して治療しましょう。ストレスが発症や再発の誘因となりますので精神的緊張をなるべく除き、過労を避ける必要があります。
	右目：中心付近に水？が溜まっている様子で手術不可能、薬で様子を見ましょうとのことです。酒・煙草を控え充分な睡眠をと言われました。・冬場に症状が悪化し春先に少し良くなる・海水浴後、一時的に調子が良くなります・右目だけ少し視力が上がってしまい左右のバランスが悪く、とても疲れやすい。上記のような状態だったのですが今年に入ってからは薬もあまり効かずに暖かくなっても良くなりませんでした。
	中心性網膜炎のようです。いずれにしろ神経の疾患ですから長期に異常が続くと後遺症が残る可能性がありますので早く通院して治療しましょう。ストレスが発症や再発の誘因となりますので精神的緊張をなるべく除き、過労を避ける必要があります。