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人間の角膜には血管がありません。血液によって酸素や栄養分が運ばれてこない
からです。だから角膜は空気中の酸素や周辺の血管、房水、涙から、必要な酸素
や栄養分をとり入れています。角膜の上にレンズがのるわけですから、当然、酸
素を通すコンタクトレンズの方が、角膜はもっと楽に酸素をとり入れることがで
きるわけです。だから、角膜のために、ソフトコンタクトレンズか酸素透過性ハ
ードコンタクトレンズを選んだ方が良いでしょう。 |
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ソフトコンタクトレンズ
素材が水を含んでいてやわらかく、
酸素を通すようにできているレンズです。
直径は13mmくらいで、
角膜全体を優しくおおうサイズです。 |
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酸素透過性ハードコンタクトレンズ
素材が水をほとんど含まない固いレンズで、
角膜に必要な酸素を十分通し
直径は9mmくらいで角膜より
2〜3m小さいサイズです。 |
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洗 浄
1日の汚れをそのままにしておくと、レンズにこびりついた汚れのせいでレンズを目に入れた時ゴロゴロしたり、曇ってよく見えなくなったりすることがあります。それに目の病気の原因になることもあります。レンズクリーナーできれいに洗った後、ていねいにすすぎましょう。
保 存
洗ったレンズを次の日も気持ち良く使えるようにするお手入れです。保存液にレンズを浸しておけば、汚れが付きにくくなります。特にソフトレンズは水を含んでいるから、必ず保存液に浸しておかなくてはいけません。 |
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消 毒
ソフトレンズの表面に付いたほとんどの細菌を熱で殺すことです。なぜソフトレンズだけに必要かというと、素材自体が水分を多く含んでいて、放っておくと細菌が驚殖しやすいからです。コンタクトレンズを清潔に保つことは目にとってとても大切だから、使った後は忘れずに消毒しましょう。
タンパク質除去
涙に含まれているタンパク質は、なかなか取れません。毎日の洗浄だけでは完全に落ちないから、そのままにしておくとレンズが曇ったり、目の病気の原因になったりします。そこで週一回、消毒の前に除去しなければまりません。このほか、ソフトレンズには毎日の煮沸消毒と週一回のタンパク質除去か必要です。 |
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［連続装用について］
連続装用とは、24時間以上就寝中もコンタクトレンズを装用することを言います。連続装用できるレンズであっても眼科医の許可なしには連続装用を行うことはできません。また連続装用を希望される方は、まず7〜10日間のデイリーウェアを行い、その後眼科医の検査を受け、連続装用可能と判定されれば連続装用に移行します。また、医師の指示を守り、定期検査をお約束いただくための（承諾書）と医師の指示や検査時のチェックのための（管理手帳）が必要となります。詳しくは眼料医にご相談ください。
（ボシュロジャパン株式会社 小冊子より抜粋） |
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